筋トレが好きすぎる父の影響で・・・。

僕の父親は、筋トレもとい運動が大好きだ。そんな父だったので幼少の頃から、僕にトレーニングや運動について取り組むことの意味を説き、よく付き合わされた。そう付き合わされたのだ。

この時点でわかると思うが、僕は運動が好きではない。ことあるごとに父から「男なら強くなれ!トレーニングをしろ!」「運動ができないやつは何をやってもダメだ!」「根性をつけろ!」と言われていたというのが一番の原因だろう。

メイプアップの悪い評価の口コ

一番ひどかったのが筋トレの時だった。小学生から中学生くらいの時期、毎朝5時に父にたたき起こされ、5キロのランニング、基礎筋トレ種目10種10セットというハードワークをこなしていた。そんな日々だったから確かに体力はついたが、嫌悪するレベルになるまで、運動が嫌いになっていたと思う。正直、父を恐れていたのでやめたいとも言わなかったが、小さな反抗として中学では将棋部に入部した。反抗と言ったが、実は将棋はかなり好きだった。

だが、父は「将棋なんてひ弱な人間がやることだ!」と決めつけて、僕が将棋をやることを受け入れてはくれなかった。そういう経緯もあり、高校に入る頃には、もう父とは口を利かなくなっていた。

今は紆余曲折あって、父とわだかまりがとけ、今では「あの頃は自分のエゴが強すぎてお前に強要してしまった」と謝ってくれている。

筋トレがどれだけ素晴らしいものであっても、人に押し付けた時点でそれは悪になってしまう。ただ、好きなものを大切な人と分かち合いたいという父の気持ちを今なら理解できる。

そしてあの時は嫌だった筋トレをしていたことで、その後の人生で得をしたこともあった。

僕にとって父は反面教師でもありながら、感謝すべき存在でもあるのである。